dededenodenの日記

新聞、読んでみます。

15日目

毎日

知識を与えるだけでは、行動は変えられない。

→動物園が出来る一番、強力無比なことは、動物を好きにさせる、動物をすごいと思わせる、そういうことではないでしょうか。

アンダークラス930万人が個人平均227万。

今後は高齢化がすすむ。就職の際、離職の際誰でも正規の職に就くことができない可能性を提示している。こんな情報が流れ続けたら、皆んな公務員とか医者とか目指すよ。

深い思索が自らの行動をおもしろがるところから産まれていることを教えてくれる。杉っ葉拾い、串田孫一・梅木秀徳(登山家にしてジャーナリスト)・深田久弥(登山とスポーツは違う)

未来への手紙プロジェクト。ここに書いてあるのが人生のスタンダードで理想な形だと思う。高齢者の終活は新しい命とともに騒がしく行われるべきだ。そして子供達の未来へ希望を託して希望の中で生を全うする。

椎名誠、僕がいま死について思うこと

チベットの鳥葬の話。チベットは死後、その人の痕跡を全てなくすという。つまり残るのは家族のみ。故人の面影を外界に求めることなく、内側に求めることが出来て、より深く悼むことができそうだ。日本は葬式代も凄まじく、墓も人間がいる限り永遠に乱立していく。子供や孫はただの墓守なのか?墓よりも大切なものを残しているよね。

自然環境の違いがこうした異文化の基礎をなしている。(モンゴルやチベットで火葬が一般的でないのは森林などの燃料条件が揃っていないから、北極圏の人々は生肉を食う。これも木が生えていないので燃料がない。)チベットの鳥葬もモンゴルの風葬もそれぞれの自然環境の制約が背後にある。では日本の自然環境上の制約とは?

旅は常に貪欲でなければいけない。椎名誠の時代の旅と現代社会の旅の違いは一体なんなのであろうか。

・インドのサティ

・姥捨海

夜は満点の星の下で寝た。星のほうが夜の闇よりも面積が多く、星々の隙間にかろうじて夜の闇がある、という感じだった。

墓だけを残していく日本の未来の自然の風景といういささか陰気な現実を考えてしまった。

この国はけっして豊かでも平和でも安全でも、『しあわせ』な国でもない。むしろ冷酷で非常な国なのだ、…社会からつまはじきにされてしまった人たちの多くが自死の候補者である。

社会の綻びを正す、しっかり見つめる。