dededenodenの日記

新聞、読んでみます。

28日目

朝日

ゴラン高原アメリカがイスラエルのものと認知。/イチロー引退、野球を愛したこと。/EU、イギリスに離脱最後通告。

朝日:立山黒部冬抜けて、アルペンルート除雪着々。標高3千メートル級の北アルプスを貫き富山と長野をつなぐアルペンルートで4/15に向けた除雪作業が進んでいる。雪の大谷ウォークが出来る頃になってきた。山はまだ冬の気配残るが着実に春へと近づいている。一方で気になるのが雪壁の高さだ。例年通り積雪量はしっかりとあるのか。それとも温暖化の兆しが見えるのか。日常や季節の流れを伝えることも大切だが、その一方で過去との違いを指摘することがその時ならではの歴史書としての新聞記事の価値を生むのではないか。

辺野古沖縄県が国を提訴。一方で岩屋防衛大臣は新たな区間への土砂投入を予定通り実施する。

AMラジオ→FM化容認を。AMの電波送信所の老朽化に伴う設備費が将来的に経営を圧迫することが予想されることなどから費用負担の少ないFM放送への一本化を希望しているという。一方でAMは広く伝わり、FMは山間部など都市から離れると聞けなくなる。登山者や都市から離れて仕事に従事する人々にとっては外界と唯一繋がる手段となり得るのがAM放送のラジオだ。AM放送が全てなくなってしまう日が来るのであろうか。

JR四国のほとんどの路線で赤字のニュースからは、地方からどんどんコンパクトシティ化が進んでいく現状が見てとれる。人が減り管理できなくなった里山はどうなるのであろうか。

オピニオン、高卒就職者に4年間の減税を。社会の最前線でものづくりやサービス業で活躍する高卒労働者。間違いなく必要不可欠である。その中で、意見者は大学進学後4年間に相当する22歳まで所得税と住民税の減免を主張する。勤労意欲と公平感を共に高める。その通りである。

読書。セレブの誕生。マスコミによって作られる有名性が圧倒的に人々の憧れの対象となるのは画一化社会にふさわしい現象だ。

秩父アニメ3部作、また秩父舞台のアニメ映画化。

読売:編集手帳。英語のことわざ。「どの雲にも銀の裏地がついている」暗雲に見えても反対側は太陽で輝いている、という意味。苦しみも楽しみも繰り返し繰り返し、視点を変えれば苦しみは楽しみへの近道だし、楽しみは苦しみへ続く一点かもしれない。結局は自分次第か。

パラオ、観光業がGDP4割以上。半数が中国人観光客。生命線を握られた形で台湾との国交をこのまま続けるべきか決断が迫られている。

解説欄、第4次産業革命。人の単純な反復労働を減らすことで人間性のある生き方を可能とする、生産と消費から共有と思いやりの暮らしへの移行だ。特に高齢化社会では共有の重要度が一気に加速する。グローバル化は国際社会での競争社会をうみ、勝者と敗者を産んだ。そしてその敗者が反政府デモやポピュリズムの台頭へと繋がっていくことにもなる。そこで重要なことは除外しないで包み込むこと。社会へと繋がらせること。

毎日:優生社会を問う、ルポルタージュ事件はささやく、など紙面の改革が楽しみだ。

中国も含め核軍縮を。今さえ良ければ、自覚さえ良ければ、自分さえ良ければ、その思想から抜け出せない限り世界の未来はない。持続可能な社会のスタート地点はその思想からの脱却から始まる。

トルコのエルドラン大統領はNZを受け、イスラームへの不当な理解が生んだものとしてNZやオーストラリアを強く批判している。一方でNZは国を挙げてムスリムへ寄り添う姿勢を出している。また、アメリカ・トランプ大統領ゴラン高原についてユダヤ票を狙った主張を行った。アラブ側の反発は必然であり、多くの国はシリアを支持している。ナショナリズムの台頭が国際社会に亀裂を生んでいる例だろう。

スーパーシティ調整難航。スーパーシティの構想は人工知能やビックデータを活用して車の自動運転・自動配送・遠隔教育・AI病院などを可能とする片山氏に与党苛立ち。内閣法制局は「自治体は法律の範囲内で条例を制定出来る」との憲法の規定に抵触する懸念を指摘した。過疎化がすすみ縮小化していく社会への対応策として進歩的で素晴らしい法案ではないか?地方創生相の片山さつき氏はとにかく頑張ってほしい。一方で気になるのが憲法に抵触するという面だ。憲法についての議論は防衛面にのみ焦点がもたれているが、実際の社会生活が大きく変貌する現代においてマッチした内容でなければならない。そういった点からの改憲運動もあってもいいと思うんだが。

くらしナビライフスタイル。紙おむつ下水処理に懸念の声。高齢者人口が急激に増える昨今、紙おむつの処理に問題が。紙おむつの原料の多くはプラスチック。専門家からマイクロプラスチックによる海洋汚染を懸念する声が出ている。東京都内の下水処理場の放流水を調べたところ、一つの処理場だけで1日10億個程度のMPが放流されていることが推計された。