dededenodenの日記

新聞、読んでみます。

32日目

産経→朝日→日経

予算101兆円超え/東京都、全国でいち早く桜満開。

産経:正論、九州大学大学院准教授・施さん「引っ越さなくてもいい社会に」グローバル化という行き詰まりを見せている政策の建設的代替案。1.人間は馴染みの深いところに定住する方が幸福。2.少子化の解消につながる可能性がある。3.定住である、日本文化と相性がいい。4.真の多文化共生につながる。なぜなら移動の多い社会は文化を大切にできるとは限らないから、本当の多文化共生は各地域の人々が土地に根ざして暮らすことができて初めて生じるのでは。引っ越さなくてもいい社会はポストグローバル化社会の魅力的な社会構想ではないだろうか?

山崎正和さん(京大卒博士)平成とは、日本初「国民」が誕生した時代だ。今の日本は江戸時代に似ている。江戸時代は西も東も庶民自身が楽しむ文化を作った。国力が随分あったのに、あまり偉大なものを作ろうとも、外国に攻めていこうとも考えなかった。日本は経済力でアメリカや中国と戦う国ではなくなるだろう。環境と資源を大切にする国民で、定常型社会。成長がないまま、しかし安定する社会が実現できるかもしれない。国力が力や金から品格や文化へと移っていくのではないかと見ている。

20年前に盗難にあったピカソの絵画が無事回収された。美術回収専門家によって回収された。

朝日:注目の論点、ポピュリズム広がる現象再考。石戸諭はソーシャルメディア時代に生じる分断をあらかじめ想定し、「分断を中和するニュース」を発信するのがメディアの責務だと指摘。政治参加が拡大すれば、より穏やかなナショナリズムが育まれる。

個人、孤独、社会とつながる、様々な社会の選択肢を知る公的な史料、新聞。

日経